ホームインスペクションとは、例えると住宅の健康診断です。住宅に精通した専門家であるホームインスペクター(住宅診断士)が、第三者の立場から、また専門家の見地から、住宅の劣化状況、欠陥の有無、改修すべき箇所やその時期、おおよその費用などを見極め、アドバイスを行う業務をいいます。
住宅の購入前にホームインスペクションを行うことで、建物の状態を把握でき、安心して取引を行うことができます。
診断の方法は、目視で屋根、外壁、室内、小屋裏、床下などの劣化状態を診断するのが基本です。
調査項目の一例
外壁や基礎を調査。ひび割れは雨水が浸入する原因となり、建物の寿命が低下します。
床や壁の傾斜を測定。家の傾きが許容範囲を超えていないかを調査します。
屋根裏を調査。主に雨漏りの有無を確認を確認します。
床下を調査。配管の水漏れやシロアリの有無などを確認します。
床下で木の水分量を計測している様子。水分が多いと、腐れやシロアリの原因となります。
不具合事例
築9年の建物を調査した事例。床下で大引きの割れを確認したため、建築会社に依頼し、補強工事を行いました。
購入前の新築住宅を調査した事例。雨どいの脱落を確認しました。
築1年の建物を調査した事例。床下で断熱材の脱落を確認したため、売主へ連絡し補修を行いました。
築1年の建物を調査した事例。床下で広範囲にカビを確認したため、売主へ連絡し除去作業を行いました。
料 金
項 目 | 料 金 |
基本調査 | 5万円+消費税 |
オプション(屋根裏・床下調査) | 3万円+消費税 |